多汗症の治療の仕方について
意外に多くの人が多汗症の悩みをもっていますが、どうしたら治療できるのでしよう。
多汗症は、人々にさほど理解されてはいない様子です。
多汗症は、当人としては日常生活が難しくなるくらいの辛い悩みです。
多汗症は回復しないと感じている人も多いみたいですが、原因を突き止めて正しい治療を継続すれば治らないものではないのです。
汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺が存在しますが、多汗症はこのうちエクリン腺の発汗量が多くなるものです。
全身性多汗症と局所性多汗症があり、全身性多汗症は全身から、局所性多汗症は手のひらや脇の下から汗をかきます。
なぜ多汗症になるなのかははっきりしたところがないのですが、心理面が関与するということは言われています。
多汗症は心のあり方に加えて色々な要因が複合した結果、発汗という形になって表出しているようです。
どういった場合でも、自らの多汗症がどういった症状なのかを観察し、最適な治療をすることが大事だといいます。
ストレスや緊張、内臓的な症状、ホルモンバランスの崩れ、更年期、遺伝、食べ物や肥満などが主な原因だと考えられます。
今の食習慣や生活習慣を確認して、多汗症に関係しているものはないか検証してみましょう。
多汗症を治療するためには、自分の症状がどういうものかをよくよくチェックしながら、医者の診察を受けることです。
家で出来る多汗症の治療の方法
多汗症の治療法をお探しの人はたくさんいますが、どのようなやり方をすれば治療ができるものなのでしょう。
しばしば見られるのは、手術で多汗症を治すというものです。
しかし、自然塩浴や冷水浴びで、多汗症が回復したという方もいらっしゃいます。
副作用の心配もなく、手術のように経費がかさむこともありませんし、楽に出来る多汗症対策といえます。
自然塩はミネラル成分が数多く含まれている塩で、スーパーに行ったら1キロ300円ほどで売られています。
この自然塩を使って自然塩浴をおこないます。お風呂に自然塩を入れるのではなく、海水程度の自然塩か自然塩そのものを体に塗ります。
どのくらいの自然塩を使うかは決まっていません。
初めに、軽く汗をかくぐらい浴槽で体を熱くします。
そして、頭の先から足先まで、自然塩を体じゅうにまぶしつけます。
体全体に塩をつけたら、シャワーでその塩を流します。
その後また風呂に入ります。体を十分に温めてから、終わりに冷水シャワーを行います。
この間、石けんやシャンプーは使いません。
多汗症治療としては非常にシンプルなものですが、注意事項としては、一時的に湿疹や吹き出物が出る場合があるということです。
デトックス作用があまりに強すぎて、好転反応が出ているのだということです。
やり続けていると、徐々に肌の荒れはおさまってくるようです。
自然塩浴と冷水浴びを行うことで、長年にわたる多汗症の症状が良くなるかどうか実践してみてはどうでしょう。
手術による多汗症のケア
手術で多汗症治療をするという方法があげられます。
多汗症の症状を和らげるためにあらゆる方法で取り組んできたけれど結果のでないという時は、手術で治すのも良いと思われます。
多汗症の治療を主眼においた手術には色々な手法があります。
最もよく知られるのがボトックス注射です。
筋肉や神経の伝達をストップさせるボツリヌス菌という医薬品を使って交感神経をブロックし汗腺の動きを少なくするというものです。
ボトックス注射は多汗症手術の中でも割と簡単にできる手術方法です。
治療に必要な時間も短く、痛みも小さいのみならず、治療の痕も残りません。
人によっては効果のよく出る人と出ない人がいること、数カ月から1年程度で効果が無くなってしまうのがマイナスポイントです。
多汗症の症状が完全に消失するような治療方法ではありませんので、汗をかきやすい季節限定等の感覚で利用すると良いかもしれません。
多汗症の症状が手のひらで発症するという人は、交感神経を切除する手術で治すことが可能です。
全身麻酔をかけた上で、脇の下数ミリの部分にメスを入れ、スコープを入れて胸部交感神経を切除するものです。
この手術をすれば、手のひらの多汗症を治すことができます。
手のひらは治りますが、欠点として、背中や腹などの他の部分に多汗が現れる代償性多汗になってしまう副作用も見られます。
交感神経の切除手術は、医師の助言を聞いた上で受けてください。
多汗症の手術はこういった他にも様々なものがあります。
手術について決める時は、他の手法も含めてよく調べてから決めることが不可欠です。
ビタミンをバランス良く摂取することで改善した例もあります。
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