ピーリング石鹸とは
ピーリンクというのは、エステで人気の美肌施術のひとつです。
ピーリング石鹸は、自宅でそのピーリングができる商品です。
新しい角質層を表面に出すために、皮膚表面に残っている古い角質層を除去します。
古い角質は小じわやシミ、クマなどの原因にもなります。
古い角質層がなくなったことで肌本来の色を取りもどし、見た目にも肌の色が明るくなる効果をもたらしてくれます。
ピーリング石鹸を使用すると肌にピリピリした感覚がありますが、石鹸の成分が角質を溶かしている証拠なのです。
エステに行かなければできなかったピーリングが自宅で手軽にできるというのが、ピーリング石鹸の利点です。
ただし、ピーリング石鹸はお肌への刺激が強いため、取り扱いは十分注意をする必要があります。
ピーリング石鹸の濃度
グリコール酸や乳酸などのフルーツ酸やフェノール酸、サリチル酸などが、ピーリング石鹸に使われている成分です。
ピーリングの強さは、酸の濃度で決定します。
皮膚科やエステ、美容外科で使われているのは、20％〜50％のフルーツ酸や20％程度のサリチル酸だそうです。
家庭用のピーリング石鹸は１％未満〜５％程度で、週に１回から２回の使用を想定していますので、刺激が少なく効果は控えめだといえます。
比較的効果の強いピーリング石鹸はボディケアにも使えます。
背中のにきびや二の腕のブツブツが気になる人、脂性肌でにきびがなかなか消えない人向けです。
低刺激の敏感肌用ピーリング石鹸が最近では人気があるようです。
主成分は、分子の少ないグリコール酸というものです。
古い角質を剥がれやすくするというもので、角質を削り取るのではなく細胞と細胞の結びつきを弱めます。
さらに強力な酸の強いピーリング石鹸は、古い角質がポロポロ取れる点が魅力的です。
にきび痕を薄くし、肌の透明感を高めることができますが、皮膚がヒリヒリする、赤くなり乾燥が進んで肌が荒れる、紫外線の影響を受けやすくなるなどのデメリットもあります。
脂性肌、普通肌、敏感肌など、あなたの肌タイプに合わせてちょうどいい刺激のピーリング石鹸を選びましょう。
ピーリング石鹸の使い方
ピーリング石鹸を使うときには肌の状態を観察しながら適度に行う必要があります。
使い方を誤れば肌に負担がかかる場合もあるからです。
肌がつるつるになるからと使いすぎると、肌表面のバリア機能が損なわれるかもしれません。
実際にピーリング石鹸を使用するときには、クレンジング剤などで汚れをよく落とし、顔をよくぬるま湯で濡らしておきましょう。
ピーリング石鹸できめ細かな泡を作り、皮膚を泡で包み込むように乗せていきます。
口元や目元の皮膚は繊細なので、石鹸の泡はつけないようにします。
皮膚が少しピリピリしてきたら、優しく泡を洗い流します。
こすらないように水かぬるま湯ですすぎ、顔の水分を吸湿性のいいタオルで拭きましょう。
気をつけなければならないのは、ピーリング石鹸を使った後は肌ケアをやりすぎないことです。
ほてった感じが肌に残るなら、肌が落ち着くまで美容パックや濡れタオルでクールダウンするのがおすすめです。
また、化粧水をたっぷりつけて保湿し、肌をいたわってください。
ピーリング石鹸使用後の肌は、特に紫外線に弱い状態ですので日焼け止めや紫外線対策グッズを活用したほうがいいですね。
肌の弱い女性はクリームで美白を目指す人も多いようですね。
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