妊娠中のサプリメント
サプリメントには、妊娠中でも使えるものがあります。
お腹に赤ちゃんがいる時は、赤ちゃんのぶんも栄養が必要です。
病院によっては、栄養バランスを整えるためにサプリメントを出すところもあります。
葉酸は妊娠初期に必要な栄養素であり、サプリメントの活用が進められています。
葉酸というのは、ビタミンの一種で、正確に言うと水溶性ビタミンB群の一種です。
妊娠中に葉酸のサプリメントを進められるのは、葉酸には遺伝物質であるDNAやRNAを作っている核酸を合成するのに必要な為です。
お腹の赤ちゃんがきちんと成長するためには、葉酸の存在は不可欠といえます。
妊娠初期に葉酸の体内量が十分でない場合、神経管閉鎖障害にかかりやすいと言われています。
病院によっては、妊娠が確認された人には葉酸サプリメントを出すこともあります。
葉酸が足りないと流産の可能性もあるためです。
まだ妊娠していない場合でも、妊娠するかもしれない人は葉酸サプリメントを使うという風潮もあります。
葉酸のサプリメントを摂取していると、先天性異常の予防だけでなく、流産予防や子宮内壁の強化や受精卵を守る為にも効果があるからです。
妊娠中だけではなく妊娠したい女性も、妊娠する前から葉酸のサプリメントを摂取しておく必要があるわけです。
妊娠中のサプリメントの摂り方
妊娠中は、かかりつけの病院でサプリメントを勧められることがあります。
多くの場合、鉄分や葉酸のサプリメントです。
妊娠中のサプリメント摂取は、あらかじめかかりつけの病院で相談してから使うようにしてください。
お腹の赤ちゃんによくない影響があるサプリメントを、妊娠中に摂取することは避けたいものです。
健康や美容のために、妊娠がわかる前からずっと飲んでいるサプリメントがある人もいます。
妊娠がわかった時点でサプリメントの摂取を一時やめて、飲んでも良いかどうか主治医に確認をしてから改めて飲むようにしましょう。
サプリメントのメーカーによって栄養成分の含有量は異なっている場合がほとんどです。
成分にわからない点があるならば、パッケージに記載されている相談受付に問いあわせてみるといいでしょう。
わからないところは確認しておくと安心です。
飲みあわせで、サプリメントの思わぬ影響が出ることがあります。
サプリメントによっては、意図的に組み合わせて本来の効果を強化することができることもあります。
反対に飲み合わせが悪い場合は一緒に飲むと、お互いの効果をなくしてしまったり、反対に重篤な影響を及ぼす可能性もあるので注意が必要です。
サプリメントを妊娠中に飲む場合には、一度サプリメントの利用について確認することをおすすめします。
妊娠中にサプリメントを利用する時の注意点
サプリメントを妊娠中に使うのであれば、あらかじめかかりつけの医師に聞いてみてからがいいでしょう。
ただし、妊娠中のサプリメントは、医者に聞くまでもなくしないほうがいいこともあります。
ビタミンAを摂りすぎないようにすることは、妊娠中のサプリメント利用の際に気をつけたいことです。
ビタミンAを大量に摂りすぎてしまうと、先天性奇形が胎児に起きる場合があります。
過剰摂取というと、摂取する量を減らせばよいのではと思う人もいるかも知れません。
ビタミンAはレバー、乳製品、魚類、緑黄野菜、フルーツなどでも摂取できます。
もしも普段の食事でビタミンAが足りているのにサプリメントを使ってしまった場合、簡単に過剰になってしまいかねません。
妊娠中は、摂取過剰にならないように、ビタミンAのサプリメントは避けた方が無難です。
また、ビタミンDの摂りすぎは歯牙形成異常を、ビタミンKの摂りすぎは口蓋裂や水頭症といった胎児の奇形リスクを高めます。
栄養の取り過ぎには、特に妊娠中は注意をする必要があるでしょう。
マルチビタミンのサプリメントなどにも避けたい成分が入っているものもあります。
妊娠中にビタミン剤などのサプリメントを摂る時は、主治医に相談するなどして適正な利用を心がけるようにしましょう。
ダイエットサプリメントなども、赤ちゃんが生まれてから使用したほうが安心ですね。
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